ひとりでふらり Craft beer fan

クラフトビール好きの、ひとり飲みブログ

2015年ハロウィン・ビール遠征記3 (Twelve、sansa)

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2015年10月末の、東京・湘南ビール遠征記3では、東京都調布市「Craft Beer Pub Twelve」さんと、赤坂「sansa」さんでのことを書いていきます。

 

国領「Craft Beer Pub Twelve」偶然の出会いから

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京王線国領駅で下車し、駅の南側へ徒歩約8分程。
目指していた「トゥエルブ」さんが、見えてきました。

この日は、片瀬江ノ島駅近くで朝食をとり、
電車を乗り換えながら、約1時間かけて調布市まで移動しました。

大阪のビアバーで飲んでいるときに、こちらの常連の女性のお客さんが、偶然いらっしゃって、お話をうかがううちに、興味を持ちました。

SNSでビールのラインナップを確認すると、自分の好みのものを扱っていらっしゃる。(サワーエールなど) その他、諸々? 自分が常連である店との共通点があり、これは、行かなくては! と思ったのです。

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入店しカウンター席へ。1杯目はうしとらのセッションIPA、ライブリーエール。いろんなホップが使われていて、華やかさがあります。

店主に来店の経緯を伝えて、お話ししている間にも、大阪のお店とのいろんな一致に、お互いに驚きの連続。

cbf.hateblo.jp

一人店主のお店で、オープンの年月が2012年7月。駅から離れている感じや、店内の広さも同じくらい、店主の年齢や定休日(2015年11月現在、毎週火曜日)も同じとわかって、「すごいですね!」と。

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すっかり、盛り上がったところで、フードをいただきます。豆腐のトロトロチーズマヨ味噌グラタン。

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2杯目は、ボトルでソングバードビールのBrett-TABLE BEER(ブレッタテーブルビア)を。独特の香りを醸成するブレタノマイセス酵母という、特殊な酵母が使われている、サワーエール。

酵母違いで、いくつかの種類があるそうです。いただいたのは、ブレタノマイセス・ランビカス酵母に、ラクトバチルスという乳酸菌が加えられたバージョン。おだやかな酸味で、飲みやすかったです。

ソングバードビールさんは、千葉県木更津市にある醸造所で、トゥエルブさんとも親交が深いということでした。サワービール好きとして、注目していきたいブルワリーです。

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この日、樽が繋がったばかりのオレゴンのGIGANTICのSolid! アメリカンウィートエール。

ホップの個性(アマリロの香り、ギャラクシーのトロピカルなフレーバー)が、際立っていて、こんなパンチのきいたウィートエールを、飲んだことがなかったので、すごい衝撃でした。本当に美味しい!

GIGANTICは、日本では中目黒のHATOS BAR(ハトスバー)さんが、直輸入されていて、一般のビアバーに樽で入荷されるのは、非常に珍しいとのこと。

よいタイミングで飲むことができました。

トゥエルブさん、5席あるカウンターにいるお客さんどうしで、ざっくばらんにお喋りし始める感じも、大阪のお店と似ていました。興味深いお話と、新しいビールとの出会い、楽しい時間を、ありがとうございました。


Place:東京都調布市国領町4-51-5

Facebook:

https://ja-jp.facebook.com/craftbeerpub.twelve

 

赤坂「sansa」で堪能! ビールと料理のおまかせコース

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銀座線の溜池山王駅から歩いて5分程度。シックな外観のビルの1階に「サンサ」さんがあります。開店時刻の18時に、おうかがいしました。今回の旅の、メインの訪問先です。

あらかじめ、Specialコース(ビール6種類と、料理のおまかせコース)を、予約していました。お値段は、12,000円(税抜)。ビールと料理のペアリングを、考え抜いて提供されるという点に、惹かれました。クラフトビールが「おまかせ」なっているコースは、他に聞いたことがありません。

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オーナーの橋本さんにご挨拶し、カウンター席に座ります。おまかせコースの最初の1杯は、ベルギーのホメル醸造所のサス・ピルス。サンサさんの定番のピルスナーです。カブとナッツのアミューズとともに、いただきます。(途中まで、お料理の写真が撮れていません)

食前酒としてアルコール度数の高いもの、ではなく、ピルスナーからなんですね。

コースメニューのお品書きを見ながら、これらの料理が、どんなビールと一緒に出てくるのか、わくわくしました。

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2種類目のビールは、何と、アメリカンIPA! アメリカのレボリューションブルーイングのシトラヒーロー。シトラホップの柑橘系のアロマが瑞々しく、爽やかな印象のIPAです。

「コースでは、あまりIPAは出さないんですが、今回、2種類入れてます」

ペアリングは、セミドライのひと口柿と春菊。甘みが凝縮されたドライな柿と、少し苦みのある春菊を、柑橘系ホップの個性が強いIPAと合わせると、それぞれの味が引き立つような感じがしました。

スープを間にはさんで、3杯目はアメリカのヘレティックの、シャロウグレイブポーター。このポーターは、アルコール度数が7%ありながら、飲み口はライトです。秋刀魚と里芋のローストと、合わせます。

香ばしいロースト秋刀魚と、同じく焙煎されたモルトを使用したポーターは、相性ばっちりでした。(下の写真の右側の黒ビールが、ポーターです) 

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続いて、ベルギーのウエストマール・トリプル。度数9.5%ながら、やさしくなめらかな口あたり。口に含んだ後は、アルコール感を感じ、モルトの甘さと、ベルジャン酵母特有のスパイシーさ、ほどよい苦みもあります。

お料理は、カボチャと栗のニョッキです。カボチャが練りこまれた丸いパスタのもちもち食感と、ほのかな甘み。受け止めるビールは、弱すぎても、強すぎてもいけないということで、このビールを選択されたとのこと。

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5種類目のビールも、ベルギーの銘柄。ヴァン・ドゥ・ドクトル・コールナールのクリームパシオネル。7.5%のベルジャン・ウィートIPAで、ベースの小麦のやわらかさ、ホップのフルーティーな香りと、苦味の余韻を感じられます。

キハタの昆布蒸しと銀杏、この料理とのペアリングにいたっては、クリームパシオネル、こんなに美味しかったのだ! と感動を覚えました。

キハタは、白身の身がしっかりとしたお魚で、あっさりめに味付けされています。添えられた銀杏のやや苦い味も加わって、ちょうど、ホワイトIPAの味の構成を、リフレインするような相乗効果が。

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ラストのビールは、私の大好きな、スイスのBFMのBon-Chein2014。11%のストロングサワーエールです。

なぜか二つのグラスで出てきます。片方のグラスに、橋本さんがサッと胡椒をふりかけ、

「ジェローム(このビールを作っている方)も気に入ってくれている飲み方です。味に立体感が出ます」

と教えてくださいました。(Bon-Chienについては、ガル・エデンさん編も参照ください)

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ボンシェンとともに味わう、蝦夷鹿のロースト。(やっと料理の写真が)

やわらかいあっさりめのお肉と、酸味と複雑味のあるサワーエールとの組み合わせが抜群でした。もう、幸せすぎて、言うことがないです。

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食後のデザートとコーヒーもいただき、コースは終了。

橋本さんも、スタッフさんも、気さくにお話ししてくださって、楽しい時間は、あっという間に過ぎていきました。

飲んだことがあるビールでも、合わせる食事によって、もっと美味しく感じられる、ということも体験できました。クラフトビールと料理のペアリングの世界は、まだまだ奥が深く、いろんな発見の可能性がありそうです。

サンサさんのコースは、また、季節を変えて、挑戦してみたいです。今回は、旬の食材の美味しいお料理と、素敵なビールのセレクトを、ありがとうございました。

 

Place:東京都赤坂2-20-19 赤坂菅井ビル1F

https://ja-jp.facebook.com/beersansa


合計5か所をたどった、ビール遠征は、これにて終了です。長文を読んでくださって、ありがとうございました。

mikyan